LPCグループに⼊社したのは2018年です。もともと起業に興味があったのですが、自分一人で何かを始めるのは難しいと感じていたため、就職活動では「新規事業」「新しいことへの挑戦」を軸に企業を探していました。そのようなときに出会ったのが、地元島根で新しいことに挑戦しているLPCグループです。

入社後は、約1年ごとに部署や事業所を異動するというキャリアを歩んできました。まず最初に配属されたのは、新規オープンを控えた飲食店舗です。オープンまでの準備期間は既存店舗で働き、その後、新規オープンに⽴ち会いました。そこで約1年勤務した後、今度は関⻄へ渡り、神⼾の天ぷら屋の店舗で1年ほど働きました。

コロナ禍で神戸の店舗が閉店になったのを機に島根へ戻り、本社で経理を1年経験。その後、社内でラーメン屋を新たにオープンすることになり、⽴ち上げメンバーとして約2年間、複数の店舗を経験しました。次に配属されたのはホテル事業部で、ホテル内で新たに始めるレンタカー事業の担当を1年間務めました。そして、現在に至ります。

最初の新規オープン店舗への配属は、社内で「興味がある⼈はいないか」という呼びかけに⼿を挙げたのがきっかけです。その後の異動は、周囲の方々から「この事業を手伝ってほしい」とお声がけいただくことがほとんどでした。入社当初の挑戦で得た経験や、様々な⼈との関わりを評価していただけたのかなと感じています。

新規事業の立ち上げには大変な部分もありますが、それを上回る⾯⽩さがあります。特に、新規オープンの店舗では⼈間関係もゼロからスタートするため、スタッフ全員で思い描く理想のチームや雰囲気を作り上げていけます。忙しい時期を共に乗り越えた仲間との間には、強い結束感が⽣まれますね。

これまでで特に印象に残っているのは、ホテルでのレンタカー事業の⽴ち上げです。担当者は基本的に私ひとりだったため、ある程度の裁量をもって仕事を進めることができました。もちろん未経験で、知識も全くない状態からのスタートでしたが、自分で調べ、どうすればうまくいくかを考えながら新しいことに挑戦していく過程は、とても楽しかったです。

今の仕事のやりがいは、⾃分が携わった仕組みづくりによって、会社の業務が効率化されていくのを⽬に⾒えて実感できる点です。例えば、⼊社手続きを電⼦化し、ウェブ上で完結できるようにするなど、新しい仕組みを考えるのは⼤変ですが、それによって作業時間が短縮されたりと、変化が形になって現れるのは嬉しいですね。

⼈事の仕事は、これまでの現場経験とは全く異なる分野ですが、だからこそ活かせることがあると感じています。様々な現場を経験してきたからこそ、現場で働くスタッフの視点を取り⼊れながら、本社での業務に活かせているのではないかと思います。