History

LPCグループは、企業として「社会に価値を提供し続けること」を存在意義と捉えています。そのためには、変化を恐れず挑戦し続けることが不可欠です。

私たちは「挑戦なくして存続なし」という信念のもと、創業以来、歩みを進めてまいりました。

また、経営において私たちが大切にしているのは、「あるもの活かし」の精神です。

特別な才能や資源を待つのではなく、今ある人・場所・環境を最大限に活かし、価値を生み出していく。その中心にあるのが"人を育てる"という考え方です。

人こそがすべてであり、その成長が会社の未来をかたちづくると同時に、社員一人ひとりの幸せにもつながる——それが私たちにとって最も大切な価値観です。

成長の過程では、うまくいかないことも当然あります。私たちは、そうした経験も含めて意味のあるものとして受け止めてきました。

これまでに起きたすべての出来事は、「過去オール善」の考えのもと、次の挑戦の糧としてきたのです。

変えられるのは未来だけ。だからこそ、私たちは過去にとらわれず、常に前を向いて進み続けます。

次の50年を見据え、私たちは「ホスピタリティあふれる LPC グループ」となることを目標に掲げます。

これまでは、衣・食・住・遊の中でも「Leisure（遊び）」を中心に事業を展開してきました。今後は、人生そのものに寄り添う「Life（生活）」の領域へと歩みを広げていきます。

とはいえ、たとえ変化の中にあっても、遊び心は手放しません。遊びは人生に余白を与え、心に彩りと柔軟さをもたらすものです。

思い切り遊び、思い切り仕事をする。遊びの中に仕事を見出し、仕事の中に遊びを見出す――そんな姿勢を、これからも大切にしていきたいと考えています。

私は、人生をより豊かにするために大切なのは「自由な発想」や「好奇心を持ち続ける姿勢」だと考えています。

困難な状況でも、あまり深刻に捉えすぎず、「何か面白いことが起きるかもしれない」と思えるかどうか。そうした心のありようが、思わぬ発見を生み出し、前に進む力になっていくと信じています。

この思いは、私自身の生き方にも根づいています。私は「面白がる」ことを忘れず、好奇心に満ちた毎日を過ごしています。

そこから何かが生まれることに喜びを感じ、困難さえも人生を彩るものとして受け入れています。すべては、心のありよう次第。ものごとの見え方も、意味も、変わっていくと信じています。

これまでLPCグループを導いてこられたのは、多くのステークホルダーの皆さまの支えがあってこそです。心より感謝申し上げます。

これからも皆さまの期待に応え、信頼される存在であり続けるために。

そして、あてにされる会社であるために。私自身も、生涯現役の姿勢で挑戦を続けてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。